王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




「でも、芙結のためならどんな困難も乗り越えられるって思ってるし、一緒に乗り越えてほしいって思うから」


「っ……」


「もうぜったい、
芙結のそばを離れないって約束するから」



左手の薬指に軽くキスを落として……。




「これからもずっと、僕のそばにいてくれますか?」



その言葉を聞いて涙がぽろっと落ちる。
あらためてこんなふうに、こんな素敵な場所で伝えられたら泣かないわけがない。


芭瑠くんがわたしを選んでくれて、
そばを離れないって約束してくれるのなら、わたしが出す答えはひとつしかない。



「ぅ……こんなわたしでよかったら……っ」


泣きながら芭瑠くんの胸に飛び込んだ。