王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




冗談か本気かわかんない。
好きにしていいよって言ったら、どんな反応するんだろ…?


あえてその答えは言わないでおくのはずるいかな。


「渡したいもの…があって」

そう言うと、
キョトンとした顔をしてこっちを見てる。


さっき、こっそりソファのそばにおいた紙袋を手に取って、思い切って渡した。


「こ、これ、クリスマスプレゼント…です」


人にプレゼントを渡すのって、なんでか恥ずかしくてカミカミになっちゃう。


「……え、僕に?」

かなりびっくりしてるみたいで、珍しく芭瑠くんが固まってる。


「芭瑠くんしかいないよ?」

「……嬉しすぎて言葉が出てこない」


明らかに口元がゆるんでる様子から、本当に嬉しがってくれてるみたい。


「あんまり高価な物は買えなかったんだけど、いつも芭瑠くんにはお世話になってるし、たくさんわたしのそばにいてくれてるから…。よかったら使ってくれると嬉しい…です」