食事が終わって帰るのかと思ったら、なぜかエレベーターは1階までいかず、途中の階で止まった。
「せっかくだから今日ここに泊まろうと思って、もう部屋取ってあるから」
「えっ、ここに泊まるの?」
「クリスマスくらいこういうところで泊まるのありじゃない?」
なんて言われてしまって、てっきりお屋敷に帰ると思っていたわたしはプチパニック。
あっ、でもプレゼント渡すタイミングをレストランで逃しちゃったからちょうどいいかなぁ。
「あの、泊まる部屋って別々ってこと……」
「あるわけないじゃん。一緒に決まってるよ」
で、ですよねぇ……。
いや、いつも同じ部屋で過ごしてるんだから大して変わらないじゃんって感じなんだけども。
クリスマスの夜ってことで特別な感じがして、心臓がドキドキしてる。
ふぅ…っと、一度深呼吸をしていると部屋の前に着いたみたい。

