「す、すみません…何から何まで……」
「いえいえ。とってもお似合いです」
黒の大人っぽいレースのワンピースを着て、その上に色が少し暗めのピンクのコートを羽織った。
プレゼントも忘れずに持って、準備ができたので外へ。
うぅ、めちゃくちゃ寒い……っ。
中のワンピースがかなり薄手のものなので、外に出ると寒すぎる。
ブルブル震えながら待っていると、少ししてから車がやってきた。
すぐに扉が開いて、芭瑠くんがびっくりした顔でこっちを見てる。
「なんでこんな寒いとこで待ってるの。部屋で待っててってメッセージ入れたのに」
「えっ、あっ、そうなの?」
準備に夢中でスマホを見ていなかった。
「寒くない?早く車乗って。暖房とかもっと温度上げてもらう?」
「ううん、大丈夫だよ。コート暖かいの選んだから」
車内はとても暖かくて、これだったらすぐにコートを脱げちゃいそうなくらい。

