そして迎えたクリスマス当日。
いつも2人でいる日常は特に変わらなくて、クリスマスだからっていう特別感はあまり感じられない。
そしてちょっと残念なことに、朝から夕方にかけて芭瑠くんは会社の関係で出かけることになってしまったみたい。
「ごめんね、せっかくのクリスマスなのに芙結を1人にさせて」
「ううん。大丈夫だよ」
「なるべく早く帰ってくるから」
スーツをピシッと着こなして、相変わらず大人っぽい雰囲気。
こうして夕方まではお屋敷でゆっくり過ごして、時間が過ぎるのを待った。
そして夕方の5時を過ぎた頃。
【6時くらいには帰れるから、出かける準備しといて】
芭瑠くんからメッセージが届いて、そこから急いで準備をすることに。
ゆっくりしすぎて、まだ時間に余裕があると思っていたらもう1時間を切ってしまっていた。

