王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




そんなこんなで、なんとか芭瑠くんを車から引きずり出して校舎の中へ。


柏葉さんはやれやれという顔をしながら「芙結さまが戻ってくるのが嬉しいのはわかりますが、ここまでとは……」と、若干呆れていたように見えた。


そして無事に教室に到着。


クラスメイトの視線が久しぶりに登校してきた芭瑠くんに集まる。

だけど、それ以上にわたしにベッタリ引っついてるほうが気になるみたいな視線。


でも、芭瑠くんはそんな視線お構いなし。


「おぉー、ついに復活かと思いきや、早速芙結ちゃんにベッタリかよ。さすがだねー」


「あっ、おはよう御堂くん」


「おはようー。よかったね、2人ともより戻した感じ?まあ、芭瑠の様子見たら一目瞭然だけど」


「いろいろとご迷惑おかけしました…」


「いえいえ。ほんとつい最近まで死んだような顔してたのに、芙結ちゃんが戻った途端こんな生き生きするもんなんだね。芭瑠お前すげー単純なのな」