「あの……、すごく今さらかもしれないんだけど、いっこ聞いてもいい……っ?」
「ん、なに?」
「わたしは……
芭瑠くんのそばにいてもいいのかな……」
「……もちろん。
ってか、芙結がいてくれないと僕がダメになるよ」
甘い香りに包み込まれた。
ギュッて抱きしめたら、同じ力で抱きしめ返してくれる。
「もっと……わたしも芭瑠くんみたいに人として成長できるように頑張る……から。
隣に並んでも恥ずかしくないように、ふさわしい人になりたいって思ったの……っ」
「芙結は今のままで充分素敵な子だよ」
「そんなことないのに……っ」
「それにふさわしいとか誰が決めるの?
僕が芙結を選んだんだから、堂々としてればいいんだよ」
「芭瑠くん優しすぎるよ……っ」
「芙結限定だけどね」

