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「はぁ……」


学校が終わり家に帰ってきた。
すぐに自分の部屋に行き、ベッドに身体を倒す。


御堂くんと話した昼休み。
結局わたしは、話を聞くだけで何も返すことはできなかった。


ここで、そばにいられると言えるほど
わたしはそんなに強くない。


ただ、今の芭瑠くんの状態が引っかかる。
御堂くんは、はっきりと言わなかったけど、かなりひどいと言っていたから……。


今すぐ顔を見たい、会いたいって思う。

自ら離れることを選んだくせに、会いたいなんておかしな話。


今のわたしには、何が正解なのかわからない。


ギュッと目を閉じると、涙が目尻からスッと流れる。

このまましばらく1人で眠りたいと思ったとき。


部屋の扉がノックされた。