キスをしながら器用に頬や首筋に触れてきて、身体の熱がどんどん上がる。


変なの……っ。
触れられると勝手に身体が反応しちゃう…。


キスでいっぱいいっぱいで、そっちのほうに意識が傾きかけた寸前……。


「……っ、」

肌が冷たい空気に触れた。


スルッと服の中に手が入ってきたせい……。


なぞるように触って、その手が徐々に上がっていく。
おかしくなりそうで、でも触れられるのが嫌ってわけじゃなくて。


「……はる、く……んっ、そんな触り方やだ……っ」

焦らすように触られて、思わずそんなことを言ってしまったら……。


「……なに、もっと触っていいの?」

「ち、ちがっ……」


「……違わないでしょ?身体こんな反応してるのに」

「っ、」


もうほんとに、このまま止まってくれないような気がする。


「素直に反応してくれる身体は僕の好み」

「ぅ……あっ、それダメ……っ」