王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




「これ、以上は……んっ……」

「……これ以上は?」


「んんっ……ぅ……っ」


聞いてくるくせに、唇をうまく塞いで答えさせてくれない。


いつもみたいに、芭瑠くんがしてくれたらそれでいいのに、したいようにしてくれたら……。


「……ちゃんと言って。わかんない」

「だか、ら……っ、ん……」


言わせる気ないくせに……っ。
息苦しくて、なんでかわからないけど瞳に涙がジワリとたまる。


そのまま、イジワルしないでって……見つめてみたら。


「その顔……クラッとくる」

唇を離したかと思えば、急に身体を起こして押し倒してきた。


ベッドに両腕をついて体勢が逆転。

今度は芭瑠くんがわたしを見下ろす。