まだ完全に目が覚めていないのか、目がとろーんとしてる。
っ、なんかこの顔すごくずるい。
「起こしちゃった…?」
「……ん」
ゴソゴソと身体を動かして、わたしの腰に腕を回しギュッとしがみついてお腹に顔を埋めてくる。
そんな仕草がとても可愛い。
「眠いの?」
「ん……ねむい」
普段しっかりしてる人がこうやって甘えてくるのってなんか破壊力がすごくて心臓に悪い……っ。
「……頭撫でて」
「え??」
「芙結に甘えたいなあ……って」
埋めていた顔をパッと上げて、にこっと笑う顔ですらもう……心臓ドキドキ頭クラクラ。
「甘えたい、の……?」
「ん……甘やかして」
さっきも撫でたけど、もう一度サラサラの髪を優しく撫でる。
すると、ギュッて抱きつく力が強くなる。
「芙結って柔らかい……」
「太ってるってこと?」
「ううん、ちがう。……僕好みの身体ってこと」

