「……ほんと可愛いね。理性死んじゃいそう」

こんな姿見られたくないし、なんとかしたいのに頭がクラクラしてて思うように身体が動かない。


「……このまま芙結のこと食べちゃいたいなあ」

「ぅ……ぁ……」


首筋を舌で軽くツーッとなぞられて、身体が跳ねる。


なんか……っ、いつもと違う。
いつもより身体が反応しちゃってるような気がする。


「可愛い声……もっと鳴かせたくなるね」

「ん……っ、」

わざとチュッとリップ音を立てて、唇に軽くキスをされる。


「まあ……今はやめておこうかな」

そのままわたしから距離を置いて、ベッドに倒れ込んだ。


「お風呂入っておいで。僕は少し寝てるから」

「あ、うん…」


目を閉じた芭瑠くん。
疲れたのかな…?いろんな人と会話してたら神経使うだろうし、疲労も溜まるだろうし。


わたしはささっとバスルームに向かった。