王子系幼なじみと、溺愛婚約しました。




芭瑠くんは晩ごはんを食べ終えてから、しばらく書斎にいるって言ってたっけ……。

何かあれば柏葉さんをすぐに呼ぶようにって。


「ん……なんかやっぱりだるい、かな」

すぐに柏葉さんを呼んで、
体温計を持ってきてもらった。


「失礼いたします」

「あっ……ごめんなさい、ご迷惑おかけして」


「いえいえ。それより芙結さまのほうが心配です。大丈夫ですか?」


「なんか身体がだるくて、関節も痛いような気がして」

ボーッとする意識の中、体温計を脇に挟み音が鳴るのを待つ。


「……そうですか。もしかしたら風邪をひかれてしまったかもしれませんね。

今日は早めに寝ていただいて、明日まだ体調がすぐれなければ学校はお休みいたしましょう」


「ぅ……すみません」


なんだろう、疲れが出たのかなぁ……。

結局、熱を測ってみたら37.3で微熱。
そこまで高くなかったので、とりあえず今日はこのまま寝ることに。