「女の子ってそういうのすぐ気づくの凄いよな~」
そう言いながら再び走り出したバイク。
しばらくしてついたのは海辺だった。
「わあ海だ~!」
波に見とれていた私を、後ろから優太君が抱きしめる。
「ひゃっ!」
首に回されたてにびくっとっする。
「誕生日プレゼント。」
首元にはきらきらと光るネックレスが見えた。
「嬉しい・・・。ありがとう!大好き」
ちゅっとほっぺたに唇を当てる。
目と目が合って、近くなる距離に自然と目を閉じて唇が重なる。
さっきまで泣いていたとは思えないほど
幸せな18歳の誕生日。
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