(仮に私が人質として、そんな帝国の皇女を妻に何て……………絶対批判が上がりそうだけどな) 悪魔の血と言われる人を王家に向かい入れる。 貴族が許すとは思えない。 (……そう言えばクランベルさんは、私に仕える事、大丈夫なのかな?事情は聞いているって言ってたけど…) 帝国の人間だと知っていて、あの様な穏やかな笑みを見せたのなら。 何を考えてそうしたのだろう。 そんな疑問が頭に浮かんだけれど、何だか聞くのが怖くて。 口まで出かかっていたそんな思いは、発せられる事なく飲み込まれた。