「……………続きを話せ」
「只今、王城に残る騎士全団員を捜索に回しております。手の空いた侍女や執事にも声をかけていますが…」
成果が得れない。
又は見つからないのか。
「その後調査でお妃様と部屋に向かったという侍女の関与が判明したので、地下牢にて連れて行き、只今拷問をしております」
「口は開いたのか?」
「それが………拷問班も手を焼いているご様子です」
「………なら、余直々にその者へ会いに行くとしようか」
ルークスへそう言い放つと、目的の地下牢へ向かう。
恐ろしく冷めた表情で。
「…………〜……ッ……!!!」
地下牢に響くのは拷問に耐える、断末魔の様な叫び声。
「お、王様…………」
登場に皆が頭を下げる。
「珍しく手を焼いている様だな」
「申し訳ございません………」
「いや、良い。………特別に余直々に拷問してやろう」
一分足りとも待つ事は出来ない。
一刻も早く、この者には自白して貰わねばならない。



