からふる。~第3話~

そして沼口さんは予定通り行ってしまったのだった。


さてと、掃除でもするか。


やることはまだまだたくさんあるんだから頑張らなきゃ。


首にホイッスルをかけ、大浴場の掃除に向かおうとしたその時。



「さーやちゃんっ!」


「うぎゃっ!」



な、なんなの。


なんで、


なんでなんで、


私の腰に


腕がまわってるのよ~!


誰か、


誰か、


助けて!!




続く...