君が好きで好きでたまらない。






結衣「んー…じゃあ…あ!!」

何かひらめいたように山本さんは言う。

結衣「高峯さん、声出さなきゃいい?」

…え?どういう事?

真也「どういう事だ?」

結衣「だーかーら!」

そう言って堤下くんに何かを言った山本さん。

真也「あー…なるほどな。うちのクラスはそもそも人数が多いから係の人数も増えるだろ?なら、高峯さんと海李は演技をするだけでいい。余ったヤツらで声をすればいいだろ?」

…なるほど。

結衣「そうそう!で、裏で読むから台本を覚える必要はなし!どうかな高峯さん!」

…どうしよう。