君が好きで好きでたまらない。










それからまた放課後掲示の仕事が始まった。


シーン



噂のせいか全く高峯さんから話しかけてくることは無かった。

海李「…高峯さんこれはどうする?」

俺が話しかけると、ビクッとして答える高峯さん。

美桜「…それでいいんじゃない?」

やはり素っ気ない。
噂が流れる前はしっかり答えてくれたのに。

俺的にはやっぱり噂は嘘なのかなぁ、と思い始めていた。

ちらっと高峯さんの方を見ると背伸びをして掲示物を付けようとしていた。

だから俺は、

海李「大丈夫?」

後ろから覆い被さるようにして高峯さんが手こずっていた掲示物を付けたんだ。