神々の宴…

11月13日ー。
小野寺のプロポーズの日がきた。
その日の朝礼。
「おはようございます。
今日は、23時から小野寺様のプロポーズ作戦が、始まります。
1時からプロポーズの場所に移動してもらい、プロポーズをしてもらいます。
menuとプロポーズの進め方については、掲示板に掲示してますので、確認をしておいて下さい。
では、今日も、笑顔で、頑張っていきましょう!!」
従業員全員は、返事をした。
23時10分前ー。
小野寺が来た。
「いらっしゃいませ。
お待ちしておりました。
こちらの札をお持ちになって、お待ちください。
担当者をお呼びしますので。」
札には、かの5と書かれていた。
小野寺達は、札を持って、待っていると、すぐに、担当の子が来た。
「お待たせしました。
お席に、ご案内致します。」
担当の子は、すぐに、席に案内した。
「本日のお部屋は、こちらになります。
そして、本日、担当致します、のぞみです。
よろしくお願いします。
それでは、お飲み物をお聞きします。」
小野寺達は、飲み物を頼んだ。
飲み物を持って、のぞみが来た。
「失礼します。
お飲み物を持ってきました。
これから、お予約のコースを始めさせて頂きます。
まず、サラダですが、シーザー、ポテト、野菜のどれになさいますか?」
「シーザーでお願いします。」
さなが、答えた。
「かしこまりました。」
のぞみは、シーザーサラダを注文した。
「すぐに、お持ちしますので、お待ち下さい。」
そう言うと、のぞみは、下がった。
「また、ここに、来れるなんて、嬉しいわ。」
「喜んでもらって、嬉しいよ。」
2人は、楽しく、食事した。
食事が終わり、プロポーズの時間が迫ってきた。
サクヤは、2人に挨拶に行った。
「本日は、ご来店頂き、誠に、ありがとうございます。
コースも、あと少しですが、最後までごゆっくりとお過ごし下さい。」
サクヤは、挨拶を済ませると、下がった。
閉店時間になり、サクヤは、小野寺を呼んだ。
呼ばれたのは、アクアリムの中で、一番大きな水槽の前。
そこで、スポットライトが2人を、照らした。
小野寺は、右足を跪き、指輪を差し出し、プロポーズ…。
結果、彼女から、「OK。」が、もらえた。
それから、桜に残って居た、メンバー全員が、「おめでとうございます!!」を言い、拍手をもらった。
そして、大きな、水槽の前に、特別席を作り、2人に座ってもらった。
料理長のれんやが、料理を運んできた。
「本日のスープでございます。
本日のスープは、海老のビスクになります。
ごゆっくり、お話しを楽しみながら、お過ごしください。」
そう言うと、下がった。
スープが終わる頃、次の食事が来た。
「次に、こちらは、魚介のマリネにございます。」
そう言うと、れんやは、下がった。
2人が、食べ終わりそうになると、次の料理だ来た。
「こちらは、冬野菜のテリーヌになります。
次ですが、ロッシー二になります。
焼き具合は、いかがしましょうか?」
2人は、レアを選んだ。
「かしこまりました。」
れんやは、下がった。
れんやは、ロッシーニを、絶妙に良いとこで持ってきた。
「最後のコーヒーにございます。」
2人は、大喜びで、帰っていった。