神々の宴…

次の日ー。
サクヤは、いつも通りに、過ごしていた。
そこに、ににぎが、起きてきた。
「おはよう。
サクヤ。」
「おはようございます。
朝ご飯、出来てますよ。」
「うん。
匂いで起きた。」
サクヤは、「ふふふ…。」と笑った。
「では、いただきましょう。」
「うん。」
2人は、席につき、朝ご飯を食べた。
「今日は、親父に言われた通り、サクヤのお父さんに挨拶したいんだけど…。」
「今日は、日曜日なので、家にいるはずです。
電話してみます。」
「ありがとう。
頼むよ。」
「はい。」
サクヤは、父親に電話した。
「あ。お父さん?
今日、会わせたい人がいるんだけど…。
うん。
そう。
じゃあ、今から行くね?
うん。
うん。
じゃあ、後で。」
サクヤは、電話を切った。
「今日、大丈夫そうなので、行きましょう。」
「分かった。」
ににぎとサクヤは、準備をして、おおやまつみの所へ行った。
「ここです。」
「ドキドキするなぁ…。」
「大丈夫ですよ。」
サクヤは、微笑んだ。
2人は、ドアチャイムを鳴らした。
「サクヤか?
入れ。」
2人は、玄関を開けて、中に入った。
おおやまつみは、2人を招き入れた。
「2人共、座りなさい。」
「(ちょっと待って!!)
(サクヤのお父さんって、市長?!)
(マジかよ!!)」
驚くににぎに、おおやまつみは、冷静だった。
おおやまつみに言われ、2人は、ダイニングテーブルの席に座った。
「それで、今日は、何の用だ?」
「お父さん。
こちら、今、お付き合いしている、ににぎのみこと様です。」
「ににぎのみことです。」
ににぎは、頭を下げた。
「ににぎのみこと?
アマテラスのお孫さんの?」
「はい。」
「それは、良縁だ!!
サクヤ!!
すごいじゃないか!!
ににぎ君、これからも、娘を頼みます。」
「あ、はい。
勿論です!」
慌てる、ににぎ。
「ににぎ様と同棲したいんだけど…。
お父さん、許してくれる?」
「いいぞ。
但し、順番は守れよ?
結婚してから、子供だ。
それだけは、守れ。」
2人は、返事した。
おおやまつみの家を出る時、ににぎは、後ろ姿の綺麗な人を見た。
「(誰だろ…。)
(サクヤのお母さん…?)
(いや、でも、挨拶の時いなかったし…。)
(お姉さん…?)」
ににぎは、サクヤに聞いた。
「サクヤ。」
「はい。」
「サクヤは、お姉さんいるの?」
「はい。
いますよ?」
「紹介されてないんだけど…。」
「姉は、人前に出るのを、嫌がる人なので…。」
「そうなんだ…。」
「あの…、桜のオーナーも姉ですよ?」
「そうなの?!」
「はい。
あまり、知られてないですけど…。」
「初めて知った…。
お姉さんに挨拶しなくていいのか…?」
「ええ。
姉は、そういうの、嫌がるので…。」
「そうか…。」
「結婚式には、出てくれると思いますけど…。」
「そうなんだ…。
分かった。
(結婚か…。)
(サクヤとならしたいな…。)
(それには、まず、プロポーズからだよな…。)
(何て、プロポーズしよう…。)」
ににぎは、帰るまで、悩んでいた。
「ににぎ様…?
どうかされたんですか?」
「いや!
何でもないよ。
(「プロポーズで、悩んでた。」なんて言えるか!!)」
「(変な、ににぎ様…。)
そうですか。
お昼、何食べますか?」
「蕎麦が食べたいな…。」
「じゃあ、ここにしましょう。
「美味しい。」って評判なんですよ?」
「へぇー…。
いいね〜。
そうしようか。」
「はい!
あ、行列大丈夫な方ですか?」
「ああ。
大丈夫だよ。」
「じゃあ、待ちましょう。」
「(浜松蕎麦か…。)
(サクヤが、「美味しい。」って言うんだから、大丈夫だろ。)」
2人は、行列に並んだ。
順番がきて、席についた。
「どのお蕎麦にしようかなぁ…。」
「これだけ、menuが揃ってたら、迷うよね?」
「はい。」
「どれでも、好きなの選んでいいよ。
なんか、機嫌良さそうだね。」
「はい。
お父さんに許してもらったので…。
(本当は、デート出来てる事かな。)」
サクヤは、照れた。
「なに、照れてるの?」
「内緒です。」
「ふふふ。」と笑った。
「気になるなぁ。」
「内緒は、内緒です。」
2人は、蕎麦を食べて、仲良く帰った。