最初で最後の恋

先輩は彼女とすぐ別れずっと傍で、支えてくれた。
 
 あの時は、もう私には『死』しかないと思ってたけど、今は違う。
 
 〜「和葉、食べ過ぎ。来週結婚式だぞ?ドレス入るのか?」
 
「入るってば!失礼だな!」〜
 

そう、もう私たちの結婚式は目前。
 闘病を終えて、幸せをつかんだ私たち。
 あのころは、ただの『先輩と後輩』か、それ以下だったけど。
 今では、立派な『恋人』であり。
───婚約者であり夫、だ。───