最初で最後の恋

「先輩、私が今日誘ったのには理由があるんです。」

 「あと2つ願い叶えてください。」
勇気をだして私は先輩に声をかける。
 
「ん?なになに?」
 
「1つめは手を繋ぐことです。10秒でいいのでお願いします。」

 「いいけど、そんなことでいいの?」

 「はい!」


 先輩の大きな手の温もりに包まれて幸せだった。最初で最後、男の人と手を繋ぐのは。
 
「ありがとうございます!次は、抱きしめてもいいですか?」

 「え!?なに?どうしたん?笑」

 「変ですよね、でも、後輩との友情のハグだと思ってください!」

 そして、自ら抱きついた。本当はずっとハグしてたかったけど、泣きそうで、泣きそうで、そっと先輩から離れた。