「それでも
高いレベルの学校だよ?」

「明らかに
低かったら
兄貴に心配されるから」

「4人の中で
光ちゃんが一番
強いね」

「僕は強くない
弱いから

強いふりをしているんだ」

マコ姉はビールを飲む

足を組みかえて
太ももを見せる

僕を誘っている合図だ

でも僕はマコ姉を抱かない

「僕、シャワーを浴びてくる」

「じゃあ
私も」

「一人ではいるから」

僕はホテルの浴衣を持って
一人で
シャワーに向かった