あの日以降、辻村と朝の電車は一緒になることはなかったが、定期的に部活で会っていた。
特に体調不良というわけでも無さそうだから、オレは気にすることなく普通に接していた。
そしてあっという間に7月7日はやって来た。
「よーし、全員集まったな~。ではでは、七夕パーティーを始めるとしよう!流し素麺セットを作りに屋上へゴー!」
良の中では今日はパーティーらしい。
観測会ではなかったのだろうか。
それにしてもやけにノリがいい。
ハイテンションで浮き足立っている良だが、理由は七夕ではなく、未夢だろう。
最近は毎日未夢とどこそこに行った、未夢とこんなやり取りをしたなどそんなことばかり話している。
ソロで頑張っているオレにとっては辛いことでしかないのだが、真面目に話を聞いている。
屋上はあの日辻村の手を引いて走って以来来ていない。
そもそも立ち入り禁止だったのだから。
6月に入ってようやく改修工事が行われ、最近やっと立ち入り禁止のロープが外された。
おそらく天文部が1番乗りで新しい屋上に足を踏み入れる。
「では屋上へ!レッツラゴー!」
特に体調不良というわけでも無さそうだから、オレは気にすることなく普通に接していた。
そしてあっという間に7月7日はやって来た。
「よーし、全員集まったな~。ではでは、七夕パーティーを始めるとしよう!流し素麺セットを作りに屋上へゴー!」
良の中では今日はパーティーらしい。
観測会ではなかったのだろうか。
それにしてもやけにノリがいい。
ハイテンションで浮き足立っている良だが、理由は七夕ではなく、未夢だろう。
最近は毎日未夢とどこそこに行った、未夢とこんなやり取りをしたなどそんなことばかり話している。
ソロで頑張っているオレにとっては辛いことでしかないのだが、真面目に話を聞いている。
屋上はあの日辻村の手を引いて走って以来来ていない。
そもそも立ち入り禁止だったのだから。
6月に入ってようやく改修工事が行われ、最近やっと立ち入り禁止のロープが外された。
おそらく天文部が1番乗りで新しい屋上に足を踏み入れる。
「では屋上へ!レッツラゴー!」



