俺が所属しているのは天文部。
とはいえ活動内容は個人で異なっており、天文部らしい活動をしているのは良くらいだ。
俺は2年の2月からこの部に入り、副部長をしている。
それまではバスケ部だったのだが、ちょっと色々あって今に至る。
「どこに行けば人来るかな?」
「校門で待ち伏せで良くね?」
「ああ!それ俺も思った!」
「思ったなら先に言えよ」
「俺は奏太と違って優しいんだ。言わせてやったんだよ」
負けず嫌いにも程がある。
絶対今の嘘だろ。
なんて言ったらますます機嫌を悪くするだろうからオレは黙っていた。
「んじゃあ俺が校門付近にいるから奏太が校内な」
「は?」
「お前が取り逃した有望な人材を俺が捕まえるから心配するな。お前はお前らしく頑張ってくれ」
まいっか。
花粉症のオレが中に居られるのは非常にありがたいことだ。
それを考慮してくれたってことにしておこう。
「んじゃあ頑張れよ!」
「良こそ、頑張ってくれよな」
「っるせえ!俺は奏太と違って有能だからな!見とけ!」
とはいえ活動内容は個人で異なっており、天文部らしい活動をしているのは良くらいだ。
俺は2年の2月からこの部に入り、副部長をしている。
それまではバスケ部だったのだが、ちょっと色々あって今に至る。
「どこに行けば人来るかな?」
「校門で待ち伏せで良くね?」
「ああ!それ俺も思った!」
「思ったなら先に言えよ」
「俺は奏太と違って優しいんだ。言わせてやったんだよ」
負けず嫌いにも程がある。
絶対今の嘘だろ。
なんて言ったらますます機嫌を悪くするだろうからオレは黙っていた。
「んじゃあ俺が校門付近にいるから奏太が校内な」
「は?」
「お前が取り逃した有望な人材を俺が捕まえるから心配するな。お前はお前らしく頑張ってくれ」
まいっか。
花粉症のオレが中に居られるのは非常にありがたいことだ。
それを考慮してくれたってことにしておこう。
「んじゃあ頑張れよ!」
「良こそ、頑張ってくれよな」
「っるせえ!俺は奏太と違って有能だからな!見とけ!」



