あれから7年。
オレは今、青葉大学附属病院の研修医として勤務している。
内科を先攻し、苦労しながらここまでやって来た。
「阿部くん、次の患者さん担当してもらえるかい?」
「あっ、はい。分かりました。今日は石澤先生は休診ですか?」
「ぼくは君のサポートに回るよ。ぼくばかりやっていても意味がないからね」
「そうですね。頑張ります」
オレの指導医は、かつてお世話になった石澤先生だ。
石澤先生は20代の時に国境なき医師団としてアフリカに赴かれていたことがあるらしく、様々な経験がある人だから頼りがいがある。
日本に帰国後は、内科医として勉強を重ね、今では血液内科の主任になっている。
大学で教鞭を取ることもあり、先生の授業は分かりやすいし、面白いと専ら評判だ。
「次の患者さんはね、問診票にも書いてある通り、最近両足にアザが出来、寝ても疲労感が取れず、たまに動悸も起こるらしい」
「白血病...ですか?」
「断定は出来ないが恐らくそうだと思う。君の初めての患者さんだ。しっかり対応してくれ」
「はい。分かりました」
オレは今、青葉大学附属病院の研修医として勤務している。
内科を先攻し、苦労しながらここまでやって来た。
「阿部くん、次の患者さん担当してもらえるかい?」
「あっ、はい。分かりました。今日は石澤先生は休診ですか?」
「ぼくは君のサポートに回るよ。ぼくばかりやっていても意味がないからね」
「そうですね。頑張ります」
オレの指導医は、かつてお世話になった石澤先生だ。
石澤先生は20代の時に国境なき医師団としてアフリカに赴かれていたことがあるらしく、様々な経験がある人だから頼りがいがある。
日本に帰国後は、内科医として勉強を重ね、今では血液内科の主任になっている。
大学で教鞭を取ることもあり、先生の授業は分かりやすいし、面白いと専ら評判だ。
「次の患者さんはね、問診票にも書いてある通り、最近両足にアザが出来、寝ても疲労感が取れず、たまに動悸も起こるらしい」
「白血病...ですか?」
「断定は出来ないが恐らくそうだと思う。君の初めての患者さんだ。しっかり対応してくれ」
「はい。分かりました」



