KANATA~answers of your selection~

2階は個人の部屋があるが、あまり見るとなんだか申し訳ないから、1階のリビングのソファで寝るとするか。


玄関から持ってきた靴をキッチンにあったビニール袋に入れ、ソファに向かう。


これで最後だな...。


なんか色々あったし、辻村のことに関しては信じられない気持ちでいっぱいだが、時間は時間だ。


戻ってからまた考えるしかない。



「...おい」



...えっ。


この声は...。



「お前が来るのを待ってた」



本当は振り返りたくなかったが、振り返るしかなかった。


オレと対峙したのは...


阿部奏太だった。