そこであたしが見たのは、
この世のものとは思えない
おぞましい光景だった。




龍二の背後に回り込み、
肩を掴んでいるそいつは、
白い仮面を被っていた。

仮面は口の部分だけ開いていて、そこから鋭く尖った牙と、
やたら長いぬらぬらと妖しく光る舌が垂れている。
体は、まるで何かに
ズタズタに引き裂かれたかのように血まみれで、
手は2メートルもあろうかというほど長く、その先には紫色の爪が伸びている。

とにかく、恐ろしかった。
誰一人言葉を発する事もない。
ただ恐怖に目を見開いていた。




沈黙を破ったのは、慶介だった。


「お前は.....何だ????」




怪物は答えた。





「我ガ名ハ、Crazy・eater。
サァ、喜ベ.......。
     パーティ
―――――殺戮の始マリダ!!!!」





PM6;00
参加者認証完了
代償回収完了
殺戮パーティー開始