「――……あたしが………
悪魔………?????」





愛理は呆然としながら言った。



「ソウダ。オ前ハ我ト同ジ。」








「嘘でしょう!?あたしは見た目だって人間よ!?!?」



「見た目カ。ククク。
今ノ姿ヲヨク見テミロ。」


あたしは持っていた手鏡で
自分の姿を眺めた。

「!?!?!?」


そこにはあたしとは思えないモノが写っていた。





あたしの髪も目も緑になっていて爪は紫色になり鋭く尖っている。

口に生えていた白い歯は
牙に変わっていた。







「――――……な………
……――なによ…これ………。」




「ソレガ今ノオ前の姿だ。」