自由を好む彼は、
とことん自由人だ。

そう感じたのは、
ある休日の昼下がり。

お互いに、仕事がお休みで
ゆっくりお昼ご飯を食べていたとき。

「このまま、人生を終えたくない」

と、言い出した。

「何、いきなり?」

私は目が点。

彼の中に、揺るぎない何かが
燃え始め
この日を境に
昔からずっと心に抱いていた
“夢”を形にするため 走り出した。