大好きになりました。〜憧れと優しさ〜


ちょっと見てみるか。

って嘘でしょ!

めちゃくちゃ痣になってる。
うぅぅ〜これは痛いわけだわ。


「おい!」


えっ?なんか今先輩の声がしたような?


「おい!聞こえてねーのか?」

えぇぇぇぇぇぇ〜


「淳先輩なんでここにいるんですか!
健先輩に用事ですか?
呼んできましょうか?」


「チッいちいちうるせーなお前は。
お前にわざわざ会いにきてやったんだよ!」


えっ?今なんて?


「わ…た…し?」

「お前だよお前。その調子ならなんもなさそうだからいいなじゃーあな」


「えっ!あっ!待ってください!
あのありがとございます!
昼は行けなくてすいません。」


「別に構わない。なんか用事があったんだろ。」

用事…。
殴られてましたなんか言えるわけない

「はいそうなんです。すいません。
先輩どうせなら部活少しまじりませんか?」


「いや。部活はやらね。」

うーん。
そっかーなんかいい方法ないのかな。

「奈津ちゃん危なーい。」


えっ?

ギュン。
えっ?先輩。
「イタッ…。」

「はっ?痛い?」

あっ!しまった急で

「奈津ちゃんごめーーーん」