大好きになりました。〜憧れと優しさ〜


「意思とかかんけーねーんだよ。
あんたが別れたいっていえば済む話だろうが。」


「遥先輩は自分の好きな人の気持ちを応援したいと思わないんですか?」


「淳の気持ち?淳はあんたの事なんか好きじゃない。しつこくされるのが嫌であんたと付き合っただけよ。」


あーダメだこの人話にならない。
たしかに嫌々付き合ってるかもしれないけど
それでも今は前みたいに嫌だなんか言わないもん。



「もういいわ。」
バシッ。


痛い…。「いっとくけどこれだけじゃ済まないんだから。」


バシッ、ビシッ

「はぁ…。じゃあね。また明日」


…くそ痛い

とりあえず蒼太さんに遅れるって連絡入れないと…。


今は部活終わりだし人もいない
痛みが落ち着くまでは壁を伝って歩こ


タッタッタッタ
誰こんな時間に足跡?
忘れ物でも取りに来たのかな?

「くりぃ?お前どうした?体いてーのか?」


えっ?翔真?

「うんうん!大丈夫大丈夫!!
翔真はなんでこんなとこにいるの?
忘れ物?」


しまった唐突すぎて笑顔でいるの忘れてた…


「あぁ…忘れ物。
くりぃ。とりあえず保健室いくぞ。」


ですよね。さすがにあんな歩き方してたらバレますよね。