大好きになりました。〜憧れと優しさ〜


へへぇ喜んで貰えてよかった〜。

「お前このあとの予定わ?」

えっ?この後?そう言えば考えてなかった。

「まぁいいや。とりあえず家帰ろうぜ?」


えっ?先輩の家?

「いいですけど。」


「お前その格好じゃ動きにくいだろ。」

うーん確かにヒールいたい…。


「1回俺の家帰って今日はゆっくりしよ。」

まぁでもそれはそれでありかな

「足。見せてみ。」

えっ?足?

「はい。」

「やっぱり靴擦れしてたか。」

あー靴擦れか別にこのぐらいどーってことないんだけど。

「俺の家小さい靴とかねーんだよな。
とりあえずお前ここで待ってろよ…。」

えっ?なんで?
しかも先輩の家で1人でって…

「さすがに1人じゃ暇か…、
蒼汰のとこいってコーヒーでも飲んでろ。」


あー確かにバイトはしてるけど蒼汰さんのコーヒー最近飲んでないかも。

「わかった。」



にしても先輩どこいったんだろう…。
「蒼汰さんコーヒー下さい!」


「はーい。」

てかなんか混んでない?大丈夫かな?

「あの?やっぱり手伝いましょうか?」

「うんうん!大丈夫大丈夫!
奈津ちゃんは今日は休みの日なんだからゆむくりしてな?」