タンダンダン…
全然抜けない。本当に2年間バスケやってない人この人。
しかも左手だけなのに。
「お前。なんでこんなに上手いのに女バスはいんねーんだよ。」
いやだって私の中学弱小校だったし
私が仮に上手いっていっても
周りとの連携が上手くいかなかったし
なんせこの高校はイジメをしてくる先輩がいるし…。
「女バスより。男バスの役にたちたかったので」
別にこれは間違いでないもん。
「そうか。もったいねーな。」
いやそんなこといってるけど
私まだ先輩のこと抜けてないよ?
「そんなこといってますけど
私まだ先輩のこと抜けてません!」
「そりゃ無理だろ。」
ムゥゥゥゥなんか無理って言われるのは嫌だ!
でも今回は無理かも…。
「先輩ギブです。ギブ。」
「帰るか?そろそろ。」
えぇぇぇ帰るのは嫌だ。
「先輩のボールとれたら帰ります!!!」
「はぁ〜お前な。まだ1回も取れてないじゃねーかよ。」
そうだけどさ
負けっぱなしは嫌だもん。
「次はとってみせます!!!」
「はぁ〜これで終わりだぞ。」
そういいながらも先輩楽しそうじゃん!
手加減もしないところがいい。

