大好きになりました。〜憧れと優しさ〜

そしたら精神障害になってて。本当は誰かが側にいないと行けない状態だったんだけど。そんときの俺はまだガキでさ。部活に行くのを止めに来る母親がウザくてしかまなかったんだよ。
で中学最後の大会の日俺が大会終わりに病院から連絡があって。
母親が病院抜け出して俺に会いに行こうとしてる最中に事故で亡くなったんだって。聞かされて。そこで俺は後悔しかなくてさ。
なんで一緒にいてやらなかったんだろうって。それから部活に入ることを辞めたんだ。」


そんな辛いことがあったなんて。
なのに私無神経に部活に入った欲しいなんめいっちゃって何してんだろう。

「先輩話してくれてありがとうございます。」


「いや。こんな俺でも付き合う気あるか?」


そんなの変わるわけないバスケをしてる先輩に惚れたけど。
私はそれだけで先輩を好きになったんじゃない。

「もちろんです。寧ろよろしくお願いします。」


「よかった。
あとな?まだ時間かかるかもだけど部活入ってみよっかなって思ってんだよ。」

えっ?いまなんて?
部活にはいる?本当に!

「えっ?でも先輩
私が入ってほしいって言ったからじゃないんですか?」