「たっくんのことを好きになって、たっくんに好きになってもらえて、すごく幸せ」
心の声が自然と溢れる。
「さゆは知らないかもしれないけど、小学校の頃から、俺はさゆのことが好きだったよ」
「そ、そうなのっ?」
「なにに対しても興味が持てないこの俺が、さゆのことは、だんだん気になるようになってて」
「……」
「いつもニコニコしてるのを見て、いつの間にか好きになってた」
今日は驚くことばかりで、私の頭の中がパンクしないか心配になってしまう。
小学生の頃から私のことを好きでいてくれたなんて……過去に戻れる機会があったら、小学生の私に、今すぐその事実を教えてあげたい。
「なんか……ありがとうございます」
とりあえずなにか言わなきゃと思い、とっさにお礼が出た。



