「・・・」
佳子が目を開けるとそこにはワイシャツのボタンを緩めてベッドの横で居眠りする龍仁が座っていた。
時計を見るとすでにクリスマスは終わっていた。

いつの間にかパジャマに着替えている自分を見る佳子。
化粧まで落としてくれている。
おでこには冷却シート。
サイドボードにはイオン飲料。と佳子の好きなプリン。

佳子はそっとベッドから立ち上がると眠っている龍仁の体を抱きしめた。

心からごめんねを込めて・・・



すると佳子の体をギュッと龍仁が抱きしめる。