質問の答えを口にする前に茜の体を抱きよせた。
「当然だろ?」
「・・・?」
「茜と出会えて俺は幸せだよ。生きる意味をくれたのは茜だ。」
茜はその言葉に微笑む。

自分と一緒だ。

お互いに生きる意味になっている。

「大好き」
茜の言葉に司は茜を抱きしめる力を強めた。
「愛してる」
耳元でささやく。

抱き合う二人をあたたかな光が包み込んだ。