からふる。~第2話~

「大丈夫かい?もしかして嫌?」


「いえいえ、大丈夫です」



とは言ったもののいいはずない。


男子寮に住み込みって...。


いくら寮母さんと同じ立場とはいえ、それは何かとまずい気がする。


男女共学だったし、カレシもいたことはあるから免疫があるとしてもさすがにこの展開は危険だ。


危険な香りがプンプンする。



「えっとねえ、じゃあまずは紗彩ちゃんの新居から。お嬢様には狭いと思うけど許してね」



もう、ここで生きてくしかないんだ。


中卒を雇ってくれて、しかも部屋付きなんて嬉しすぎることだ。


なんとかやってこう。


やるっきゃないよ。