最後のプレゼント

そんな日が、暫く続いたある日。






「龍神様!」



彼女が現れた。

やけに焦っているようで、手はカタカタと小刻みに震えている。


……何が、あった?


そんなオレの戸惑いなど、意に介さないとばかりに彼女は笑った。