先輩らしくしたいだけ。






これは去年の先輩がまだいた頃の活動内容なんだけど。





これらの一通りのことを話し終えると





「わかりました。文化祭は頑張ります」





と私にとってちょっと快い返事が返ってきた。








やっと、私も先輩らしいとこ見せれたんじゃない?







そう思って少し口が緩む。






「じゃ、今日はすることないですよね。何したらいいんですか?」





「それはさっきみたいに本読んだりとか自分の好きなことしたらいいんだよ。」







「好きなこと…。」






そういうと泉くんは黙ってこちらを見上げてくる。







なんか考え込んでる…?







まあいいや。





私はコンテストに応募する予定の原稿をカバンの中から取り出した。





内容は主人公の女の子が幼なじみの男の子に片思いをしていて、




でも実は男の子の方も主人公が好きだという典型的な恋愛小説だ。








途中まではかけているのだが、これがなかなか進まない。