先輩らしくしたいだけ。




「あの、はいそうなんですけど今日から入部ってできますか?」





「もちろん!今日は活動ないけど明日はあるから。職員室で入部届けもらって顧問の熊野先生に出しといて!あっ!熊野先生ってわかる?」





「あっ、はい。わかります。」





「熊野先生見た目怖いけど中身めっちゃ優しいから安心して!」




「はい。
わざわざありがとうございます。」






そういうとニコッと微笑んだ。





うわぁこの子ほんとに整ってるなぁ。




鼻筋通ってて目の色色素薄くて髪の毛も茶色くて目の色とあってるし。




私はまじまじと見つめていると






「あの、顔に何か付いてますか?」






後輩くんが困惑した様子で尋ねる。






「あっ!ごめんね!綺麗な顔してるから思わず見とれちゃった。っていうかまだ名前聞いてなかったよね。なんていう名前?」







「泉 勇斗(いずみ ゆうと)です。」




「わかった、泉くんだね。私の名前は−」




「知ってます。楠木小春先輩ですよね。」





ん?あれ?私この子と喋ったことあったっけ?





キーンコーンカーンコーン






「わっ!チャイムなっちゃった泉くん教室まで来てくれてありがとう!また明日ね。」






泉くんは私に微笑んで会釈して自分の教室に戻っていった。