先輩らしくしたいだけ。



夏美は前のめりになって私を問い詰める。



「いや、そんな大したことじゃないんだけど。」



そう言って私は昼休みの出来事を2人に話した。



話し終えると2人ともニヤニヤして私を見てくる。



「な、なに?2人ともそんなにニヤニヤして」



「いや〜、ね?真希さん。これは面白くなってきたねー!」



「そうねー。でもやっぱりって感じだわ。これから部活が楽しみになるわねー!」



「真希、私にも部活での様子とか教えてよ?あ、でも真希泉くんのこと今までみたいに問い詰め…っむぐっ!」



「ごめん小春!なんでもないから!でも小春も先輩としてあんまり後輩に隙を見せちゃダメよ?」


「う、うん。そうだね。」



夏美はなぜか真希に話を遮られているけど…。



私には全く2人が一体何を面白がっているのかもわからないし、全然会話が掴めてないけどま、いっか。