むっとして言い返すけど真希は涼しい顔。
「でも意外だねー。君見た目から言ったらサッカーとかばりばりスポーツの部活に入りそうなのに。」
「ははっ。そうですかね。でも結構僕小説読むんですよ。好きで。あ、自己紹介遅れましたね。泉勇斗です。」
泉くんが頭を下げる。やっぱり私との態度に差を感じるけどもう気にしないでおこう…。
でも、意外だなー。読書好きなんて。まあ読書してる姿もこのルックスだったら様になるけど。
「私は清野真希(きよのまき)。小春と同じクラスなの。でも意外だねー。1年の王子が読書好きとは。」
真希が感嘆の声をあげる。
っていうか
「え、真希って泉くんの事知ってたの?」
明らかに知ってるような口ぶりだったし。
すると真希は目を見開いて私を見た。
「え!逆に小春知らないの!?2年の間でも1年に超かっこいい人がいるって噂になってたじゃん!」
「えぇー!そうなの!?…全然知らなかった。そんなすごい人だったとは…」
「ははっ!小春先輩やっぱり面白いですね。別にすごい人ではないですよ。ちょっと話題にされてただけで。」
ってその割にはドヤ顔で私のこと見てくるんだけど!!
完全に私下に見られてるよー!
