先輩らしくしたいだけ。



ん?テヲツナグ?てをつなぐ…



えっ!?手を繋ぐ!?





「な、なに言ってるの!なんでそんなこと…」





「だから恋愛を教えるって言ったじゃないですか。まずは軽めに手をつなぎましょう。」





泉くん、私にとっては全然
軽くないよ!?






泉くんの手は依然私に差し出されたままだ。






緊張するけどこれも私の小説のためにやってくれてるんだよね。






よ、よし!







私は泉くんの手に恐る恐る触れた。





綺麗な手。指は細いけれどゴツゴツしてて、たくましさを感じる。





でも、待って。それよりも…。






「なんか、泉くんの手少し冷たくて気持ちいい。」





へへっと私が泉くんに向かって笑うとなぜか目線をそらされる。






どうしたんだろ。




それにしてもやっぱちょっと恥ずかしいな。






泉くんの手は心地いいけれど。