仕事体験2日目は
違う職場だった
二日目は、
食品を売る仕事体験をした

井上実(僕)「翼くん。」


竹内翼「ん?」翼はこっちを向いて返事をした

井上実(僕)「もうちょっとでこの食べ物売り切るよ」
僕は目を輝かせて言った 
 
翼「その調子で頑張ろう!!」 
翼がそう言ってまた
仕事体験に専念した


二日目はすぐ仕事が終わった
そしてその後
翼と色々話していた。
その時
翼が急に僕に言ったのだ

翼「ミックンてさ、本当に女の子みたいだよね。」
実(僕)「えっ?翼くん何言ってんの?」
僕は一瞬頭の回路がフリーズしてしまった。

翼「だってさ、ミックン純粋だし可愛いし」
 
実(僕)「いっ意味わかんないんだけど...」
僕は戸惑いながら言った

翼「でもミックンのそういう所好きだよ」

今までどうしてこんなに翼のことを目で追ってたのか
やっと分かった
それは恋に落ちてたからだ
でもその時僕はプライドが強いので
こう言ってしまった
実(僕)「何言ってるんだよ、僕は男だよ
僕は可愛いじゃなくてカッコイイが良いの」

僕は嘘をついてしまった
ホントは可愛いって言われて嬉しかったのに。

翼「何かごめん...あっやべ俺そろそろ帰るわ」
話していたらもう、帰る時間になっていた


その時、ふと思ってしまった


これで前みたいにまた話せなくなったら
もうずっと友達以下のままになる
そんな不安が押し寄せて来た
だから僕は勇気を振り絞って言った

実(僕)「あっあのさ...LINE交換しよ!!」
これが精一杯の勇気だった
翼「おっおう」翼はすぐにOKしてくれた
そうして
翼と僕は段々距離が縮まって言った

そうして二人が仲良くなってから月日がたち
僕たちは中学2年になった


翼、僕はずっとずっと大好きだよ