「.............信じてるよ。願い事とかするし。なにせ寺の子どもだからね。でも、神様はいじわるだよね」







そう言えば、少女は真剣な顔をした。











「私は堕ちた神だ」












僕の中で、時が止まった。













他の人から聞けば、何言ってるんだろうこの人って、感じるかもしれない。









でもこの人が言うことに、なぜか納得していた。











「神は存在する。私も神だった」


「...................」


「アオイ、人間であるお前に、頼みたいことがある」


「何?」


「私の手助けをしてくれ。そして.......」
















〝友達になってくれ〟