嘘つきとカゲ。

恋愛(その他)

P≠S/著
嘘つきとカゲ。
作品番号
158300
最終更新
2008/10/26
総文字数
7,003
ページ数
16ページ
ステータス
未完結
PV数
46
いいね数
0


僕が

"好き"

と言葉に出すと、必ず悪い事が、その話した相手に起こった。


じいちゃんは、僕が誉められた事が嬉しくて自然と"好き"と言った次の日に、階段から滑って足を骨折した。

お母さんには、買い物帰りに"好き"と言ったら、隣の家の犬に噛まれた。

"人間嫌い"


そう呼ばれても構わない。

僕は、もう僕のせいで人が傷つくのは嫌だ。


 * * * * *


それから10年。

俺の口からは

冷たい言葉しか
吐かれない。



この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop