一瞬の出来事だった。 気が付けばネクは 14世の腕の中にいた。 14世の体は温かく、 かすかにふるえていた。 言葉がなくても14世の全てが ネクに伝わった。 今までネクが抱えていた闇が、 もうこの時には どこにも なくなっていた。